PINARELLO(ピナレロ)のロードバイク
解説
PINARELLOの歴史はプロ選手だったジョバンニ・ピナレロが1952年に自ら工房を立ち上げたところからスタートします。
その後はプロチームにフレームを供給し続け、毎年多くの勝利を挙げています。数あるイタリアの自転車メーカーの中でもレースに参戦しつづけて、勝ち続けるという名門の中の名門がPINARELLOなのです。
近年においてもその活躍はめざましく、2012年、2013年とPINARELLOのフレームを使うチームスカイがツール・ド・フランスを連覇したことは記憶に新しいことです。
PINARELLO(ピナレロ)のロードバイクの特徴
PINARELLOの特徴といえば、ロードバイクに乗るものなら誰しもあの曲がりくねったフロントフォークを上げることでしょう。
通常、フロントフォークは緩やかな曲線、もしくは直線によってデザインされていますが、PINARELLOのそれは何度も曲がりくねっています。このフロ ントフォークがどのような原理であるかは明かされていませんが、PINARELLOに乗るライダーの口から語られるコーナリング時などの安定性は間違いな くこのフロントフォークの恩恵によるものなのでしょう。
さらに最近ではアシンメトリー形状のフレーム造りにも力を入れています。ロードバイクを作る多くの人が知っていながら目をつぶっていたのですが、自転車はそもそも左右非対称なのです。
チェーンがあるのは右側だけ。つまりフレームの左右にかかる力も異なってきます。この左右にかかる応力の補正に真っ先に取り組み、アシンメトリーなロードバイクを発表したのはPINARELLOでした。
奇をてらっただけかのように見えるこれらのデザインですが、それが正解であることは近年のPINARELLOフレームを使ったプロチームの結果が教えてくれています。
ロードバイク初心者向けエントリーモデル
PINARELLOはフルカーボンのエントリーロードとしてRAZHAがラインナップされています。
もちろん、フロントフォークは独特の曲線、その他の外観も上位モデルと大して変わらないということはエントリーモデルを選ぶ上では非常にうれしいことです。
また、フレームをアルミ+カーボンにすることで価格を抑えたNEORはこれからロードバイクを始めようとする人の選択肢に必ず入ってくることでしょう。
アルミ+カーボンという構造はカーボンがロードバイクに使われ始めたころにPINARELLOが他社に先駆けて開発した工法で、その技術が詰め込まれたNEORはエントリーレベルでも高いパフォーマンスを持ったモデルとなっています。
PINARELLOのロードバイクの価格調査
Yahoo!ショッピングと楽天市場での、PINARELLOのロードバイクの出品状況を調べてみました。
価格順に並び替えを行ったり、「エントリーモデル」等のキーワードを追加すると、初心者向けのエントリーモデルも見つけることができるかと思いますので、是非試してみてください。
Yahoo!ショッピングでの「PINARELLO」の出品状況は★こちら★
楽天市場での「PINARELLO」の検索結果は★こちら★