ロードバイクとはどんな乗り物?
ただ走ることを目的に設計された自転車
ロードバイクとは、ロードレーサーと呼ばれることもあり、一般的には舗装道路で中・長距離を走ることを目的として設計された自転車のことを指します。
ツール・ド・フランスなどの自転車競技、いわゆるロードレースでの高速走行性能を最優先に設計されてきたので、泥除けやスタンドなど、走ることに不要とされるパーツは基本的に装備されていません。
大衆の乗り物に変わったロードバイク
近年(1990年代後半~)は、ロードバイクの楽しみ方も多様化してきたこともあり、クロスバイクなどと共に、競技以外の通勤・通学や自転車旅行などにも使用するユーザーが増えてきました。
また、休日にもなれば、街道を颯爽と駆け抜けるロードバイクを目にする光景も当たり前になってきました。10年前の日本には見慣れなかった光景ですよね。
ライダーの増加とともに、ロードバイクの技術進化もめざましく、初心者から上級者まで、乗り手に合わせたロードバイクが各メーカーから発売されるようにも なりました。ロードバイク初心者にとっては、メーカー、価格等の面で選択肢の幅も広がり、ハードルが低くなったため、「今年こそはロードバイクを始めよう!」という方も多いのではないでしょうか?
ロードバイクは難しくない
ロードバイクを始める時に不安に感じることの中に、「ロードバイクって難しそう」という、漠然としたものがあると思いますが、ロードバイク初心者の人にとっても、ロードバイクは難しいものではありません。個人的な意見としては、「難しいんだろうな」という先入観が、ロードバイクを難しいものにしてしまっているのだと感じています。
小学校低学年の時に初めて自転車を買ってもらって、お父さんやお母さんにサポートしてもらいながら練習をした経験がある方も多いと思いますが、あの頃の大変さを経験したことがあるのであれば、ロードバイクは簡単に始められると断言できます。
まずは最低限の知識の習得から
当然、スポーツとしてのロードバイクに挑戦しようとした場合、ロードバイクの選び方や乗り方、メンテナンス方法など、知識として知っておいたほうが良いことや、出来たほうが良いことなどありますが、まずは安全に、怪我や事故の無いようにロードバイクを楽しむための知識と技術を身に付けることが必要です。そして、その知識と技術を身に付けることは、決して難しいことではありません。
当サイトでは、ロードバイク初心者の方が、ロードバイクを楽しむために必要な知識を幅広く提供することを目的にしていますので、ロードバイクに大して漠然と難しいと感じていることを解消して頂ければと思います。