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ロードバイクは「完成車」を買ったとしても、実はそれで完成しているわけではないケースが大半です。ロードバイクに乗るためには完成車以外にも必須のアイテムを購入する必要があることを知っておく必要があります。

それでは、ロードバイクをはじめるにあたって必須のアイテムにはどのようなものがあるのか見てみましょう。

初心者がロードバイクをはじめる際に必要なアイテム

ペダル

ロードバイクを買うときにまず確認しなければならないことは「ペダルが付属しているか」ということです。

ロードバイクを趣味とする人には常識ですが、ロードバイクを初めて買う人にとっては意外な事実。多くの市販ロードバイク完成車にはペダルが付属していません。

理由は、ペダルは乗る人の好みによって変わるからです。

ロードバイクは通常、ビンディングペダルと呼ばれる、ペダルと靴を金具で固定させて乗る仕組みになっています。靴に取り付けてある器具と同じ規格のペダルをつける必要があるので、ロードバイクにはペダルが付属していないことが多いのです。

そこで、ペダルを別に購入する必要があるのですが、まずは販売店に確認してみましょう。ショップによってはペダルをサービスで取り付けてくれることもあります。

しかし、ネット通販などでロードバイクを購入した場合は自力でペダルを手に入れる必要があります。

Amazonや楽天市場などで調べると意外と多くのペダルが見つかりますが、ロードバイクに取り付ける場合、ちょっと小さめのペダルが見た目的におすすめです(あくまで私の意見ですが)。

ロードバイク初心者にオススメのペダル

◎MKS(三ヶ島) アイシーライト [IC-LITE] ペダル ブラック

三ヶ島は有名なペダルメーカーで様々なペダルを販売しています。とりあえず、日本製の三ヶ島ペダルを買っておけば安心です。

【ポイント5倍】MKS(三ヶ島) ペダル アイシーライト (IC-LITE) シルバー 左右セット

あと、ペダルの取り付けにはレンチが必要なので一緒に購入しておきましょう。

◎バイクハンド YC-156A ペダルレンチ YC-156A

警音器/ベル

ロードバイクと警音器、いわゆるベルの装備については長らく議論が続けられていますが、結論からいうと、必ず装備しなければなりません。

道路交通法では明確に警音器の装備を義務化するような条文はありませんが、必要に応じて警音器を鳴らす義務については書かれており、それに準じて多くの都道府県が条例によって警音器の装備を義務化しています。

しかし、警音器を鳴らすタイミングというのは、「標識がある場合」と「安全上必要である場合」に限られています。歩行者に向けて警音器を鳴らして進路を譲るように求めてはいけません。歩行者優先です。

しかも、自転車の場合は、緊急時はベルを鳴らす前にブレーキを握る必要があるので、実質的には標識で指定されている場所以外では警音器の出番はありません。

鳴らす機会もないし、ロードバイクにベルは似合わないので付けないという人もいますが、事故などのときに整備不良を問われることもあるので必ず取り付けましょう。

最近ではロードバイク用に目立たない小さいものや、スタイリッシュなベルが販売されています。

ロードバイク初心者にオススメの警音器/ベル

◎FengNiao 自転車ベル

◎キャットアイ ベル

ヘルメット

ロードバイクはヘルメットを被らないと事故にあった際に死亡するリスクが非常に高まります。

私のロードバイク仲間の中にも、ヘルメットがないと死んでいたという事故は少なくありません。

特に初心者のうちは、何度か派手にコケることは免れないことでしょう。なんせロードバイクはサドルが高く、トップチューブがあるので、簡単に足をつくことができないのですから。

そして、コケたとき、頭の着地点に石や縁石があったら、ヘルメットがないと頭が割れます。

もちろん、ヘルメットがすべての事故から救ってくれることはありませんが、出来得る限り自分の身は自分で守りましょう。

ヘルメットはそのための最低限の装備です。

さて、ロードバイクのヘルメット選びは、フィット感などが重要なので、実際に被ってみることが重要です。しかし、近所になかなかヘルメットを置いている店舗がない場合などは、通販でとりあえず日本のヘルメットメーカー「OGK KABUTO」のものを選ぶと失敗が少ないでしょう。

ロードバイク初心者にオススメのヘルメット

◎OGK KABUTO(オージーケーカブト) FIGO [フィーゴ]

パンク修理セット

ロードバイクを購入したあと、必ず買っておきたいのがパンク修理セット。

ロードバイクのタイヤは見ての通り、かなり細いです。段差の乗り越え方を誤れば簡単にパンクしてしまいます。

近所であれば押して帰れば問題ありませんが、自宅から数十キロ離れたところでパンクしたら大変です。

パンク修理セットは万が一に備えてロードバイクに装備しておきましょう。Amazonや楽天市場などの通販でも一通りの道具がそろったセットが販売されています。

携帯ポンプとパンク修理セットは遠出するときは必ず携帯しましょう。

ロードバイク初心者にオススメのパンク修理セット

◎パナレーサーツールボトルセット
◎TNI スーパーマイクロポンプ
◎TNI(ティーエヌアイ) CO2 ボンベセット

空気入れ

ロードバイクのタイヤチューブには他の自転車とは比較にならないほどの高圧で空気を入れます。

さらに、空気を入れるバルブも特殊な規格なので、それらに対応した空気入れが必要です。

タイヤの空気圧は出かけるときは必ずチェックしたいものなので、ロードバイクと同時に購入、準備しておきましょう。

初心者にオススメの空気入れ

◎パナレーサー 空気入れ 楽々ポンプ エアゲージ付 米式/英式/仏式バルブ対応
◎SERFAS(サーファス) FP-200 フロアポンプ 空気入れ 仏式/米式/英式バルブ対応 ゲージ付

アーレンキー

ロードバイクのサドルやハンドルなどの各パーツはアーレンキーで大体整備できます。

完璧に整備するためには他にも様々な工具が必要ですが、まずはロードバイクをメンテナンスする際に必須となるアーレンキーを購入して、一通りの整備を覚えるようにしましょう。

買ってすぐのロードバイクはサドル高やハンドル角などを微調整したり、各パーツの緩みをチェックするためにもアーレンキーが必要となってきます。

ワイヤー交換などの大々的な整備はショップに任せるとしても、細かな整備くらいは自分でするためにもアーレンキーの購入は必須といえます。

ロードバイク初心者にオススメのアーレンキー

◎PWT ロングサイズ ボールポイント 六角棒 レンチセット 7本組 HWP
◎TOPEAK(トピーク) ツールヘキサス 2 ブラック TOL17400

※ 必須ではないけどあったほうがよいアイテム ※

さて、ロードバイクは法律や安全上の理由から必ず購入しないといけないアイテムがいくつかあることがわかりましたが、それ以外にも、「あったほうが良いアイテム」というものがあります。

これらは必ずしもロードバイク購入と同時に買う必要はありませんが、お金に余裕が出てきたら順次揃えるようにしたいものです。

ライト

警音器は法律上必須のアイテムとして紹介しましたが、ライトについては「夜間以外」は必須ではありません。日中、明るいうちだけ走るのであれば、ライトを装備する必要はありません。

しかし、夜間も走るのであれば必須となるので、できれば装備しておいた方がよいアイテム筆頭です。

ロードバイク初心者にオススメのライト

◎GENTOS(ジェントス) 閃 355

夜間走行時には前方を照らすだけでなく、後方から接近する自動車に自分の存在を知らせるためのリアライトも必要です。

◎UNICO(ユニコ) Bikeguy トライスター

ボトル/ボトルケージ

ロードバイクにおける水分補給の理想は15分に一回。つまり、頻繁に水分補給を行います。

なので、ロードバイクにはボトルを置くためのボトルケージを取り付ける場所があります。

また、パンク修理セットなどを収納する場所となる場合もありますのでできれば早めに購入したいアイテムです。

ロードバイク初心者にオススメのボトル/ボトルケージ

◎トピーク(トピーク) モジュラー ケージ II Modula Cage II
◎エリート(エリート) ボトルケージ CANNIBAL gls BLK/PUR

サイクルコンピュータ

サイクルコンピュータはロードバイクの走行距離や速度などを表示してくれるものです。ぶっちゃけていうと、「おもちゃ」なので、別になくても構いません。

ただ、自分が走った距離や速度がわかればトレーニングの目安にもなりますし、モチベーションアップにもつながります。

ロードバイク初心者にオススメのサイクルコンピュータ

◎キャットアイ(CAT EYE) ストラーダ スリム [CC-RD310W] STRADA SLIM ブラック

手持ちのスマートフォンをサイクルコンピュータとして使うためのアプリもあります。

◎Runtastic Road Bike GPS サイコン

Google Playで「Runtastic Road Bike GPS サイコン」をダウンロードする場合はこちら

サドルバッグ

ロードバイクでパンク修理セットや携帯工具を持ち運ぶには3つの選択肢があります。

  1. ウェアのポケットに入れる
  2. ツールボトルにいれて、ボトルケージに装備
  3. サドルバッグに収納

サドルバッグについては、スタイリッシュではないという意見の人もいますが、ツールボトルを使うと、ボトルが2つ置けないというデメリットもあり一長一短。

サドルバッグについては好みで購入するとよいアイテムです。

ロードバイク初心者にオススメのサドルバッグ

◎TOPEAK(トピーク) エアロ ウェッジ パック(ストラップ マウント) M サイズ

ロードバイクは駐輪すると盗まれます。もちろん、必ずしも盗まれるわけではありませんし、ロードバイク以外の他の自転車も盗まれるリスクはあるわけですが、ロードバイクは盗難のリスクがかなり高い自転車です。

都市部などでは鍵を工具で切って盗む輩までいるので、基本的にはロードバイクはロングライドなどでも駐輪しないことがベストです。

そうはいってもコンビニなどにちょっと寄りたいことなどもあるでしょうし、最低限のロックできる鍵は持っておきたいですよね。

ロードバイク初心者にオススメの鍵

◎crops(クロップス) Q3 SPD08/Φ3×1800mm レッド

ウェア・グローブ

ウェアやグローブも別にロードバイクに乗るだけならば必須ではありませんが、快適に乗るためには揃えたいアイテムですね。

まず、ロードバイクに乗り始めると、ハンドル荷重の体制に慣れないので手が痛くなる場合などがあります。

そんなときにはパットが入ったグローブが有効です。

ロードバイク初心者にオススメのウェア・グローブ

◎PEARL IZUMI 229 アンバウンドグローブ

そして、慣れない体勢はお尻が痛くなることもあります。そういうときはレースパンツ。いわゆるレーパンです。

◎PEARL IZUMI 2003DE サイクル コンフォートパンツ

さらに、補給食やちょっとした工具、スマホなどを収納するのに便利なのがサイクルウェア。背中にポケットがあり便利です。

◎PEARL IZUMI 602-B 半袖ジャージ UV

まとめ

以上、だいぶモリモリ盛りだくさんになってしまいましたが、初心者がロードバイクをはじめる際に必要なアイテム一覧でした。

では楽しく安全なロードバイクライフを!