ロードバイク用チェーン
チェーンにも寿命がある
ロードバイクも一般的な自転車と同様、ペダルを踏み込んだ力を、チェーンを介してリアホイールに駆動力を伝達しています。
そのためにチェーンにかかる負担は想像する以上に大きいのです。
チェーンは小さな部品で構成されているので、使用していると徐々に伸びてきてしまいますから、定期的にチェーンの伸びを計測して、一定以上の長さになったら交換しなければならないのです。
チェーンが伸びたら交換時期
チェーンの伸びを計測するためには、「チェーンゲージ」という専門工具が必要ですが、自分で走行中にチェーンから異音がしたり、変速のトラブルが起こってしまうようになったら、専門のサイクルショップなどで計測してもらいましょう。
チェーン交換は5,000km走行が目安
一般的にチェーンの交換時期は、新品のチェーンでも5,000kmくらいだと言われています。一回のライディングで100km走行する人なら、50回ロードバイクに乗れば交換時期という計算になります。
チェーンの寿命を伸ばすのは、定期的なメンテナンス
もちろんロードバイクのペダリングスタイルや、走行コースによっても違いがありますから、定期的にチェーンを含めた点検を行うように心がけてください。
チェーンの摩耗を防ぐためには、定期的な注油が効果的ですが、その時に市販されているチェーン洗浄機などで、チェーンを洗浄してから注油するようにしておくと、チェーンの寿命が大幅に伸びて、変速機にかかる負担も軽くなります。