ロードバイクは初期投資が必要
ロードバイクを趣味にしよう!と思ってもなかなか手を出せない理由の1つ。
それは高額な購入資金ではないでしょうか。
ロードバイクは初心者向けのものでも十数万円というものが一般的で、プロ仕様になると数十万円から百万円を超えるものまであります。
もちろん、自動車やカメラが趣味という人に比べたら、ランニングコストなども考慮すれば大したことない金額かもしれませんが、それでも初期投資金額が高い趣味のひとつといえます。
そんな購入資金の悩みを解決してくれるのがロードバイク購入ローンです。
人によっては、ローンで借金をしてまでロードバイクを購入する必要があるのか?と考える方もいると思いますが、ひとつの選択肢として存在することも事実ですので、ロードバイク購入ローンとはどのようなローンなのか?そのメリットやデメリットは?クレジットカードの分割払いとの違いは何か?など、利用を検討されている方の助けになるような情報をお届けしたいと思います。
ロードバイク購入ローンとは
ロードバイク購入ローンは、銀行や自転車ショップなどが取り扱っていて、自転車購入時に利用できる、いわゆる「目的ローン」といわれる種類のローンのことです。
「自転車購入時」と書きましたが、ロードバイクの完成車の購入はもちろんのこと、ロードバイク以外の自転車、自転車部品などの購入にも利用できるローンがほとんどです。
ロードバイク購入ローンのメリットとデメリット
ロードバイク購入ローンのメリット
ロードバイク購入ローンのメリットといえば、なんと言っても「予算がなくても今すぐロードバイクが手に入る」ということです。
もし、あなたがダイエットをするためにロードバイクの購入を検討しているなら、お金が貯まるまでダイエットを待ちますか?
もし、あなたが夏の休日でロードバイクを使って旅行するために購入を検討している場合、夏までにお金が貯まらなかったら旅行を取りやめますか?
他にも、健康管理、自転車通勤、本格的にレースをはじめるなど、ロードバイクを始める理由はいろいろあるかと思います。
しかし、「ロードバイク購入決定」から「お金が貯まって実際に購入」までの期間に空白ができてしまうことは「機会損失」とも考えられるのではないでしょうか。
その「空白期間」を埋めてくれるのがロードバイク購入ローンなのです。
すでに、貯金が貯まっているから、ロードバイク購入に準備万端だから、ロードバイク購入ローンは必要ないという人もいるでしょう。
しかし、手元にある現金が、本当にロードバイク購入に十分であるかをよく考える必要があります。
ロードバイクを始めるのに必要なお金でもお伝えしているように、ロードバイクに初めて乗るという人は、車体購入だけではロードバイクライフはスタートできません。
ヘルメットやグローブ、ウェアなど、ロードバイクは車体購入後にもいろいろと購入品が出てきます。
そういうことを考えると、場合によっては貯金を崩すよりも、ロードバイク購入ローンで手元の資金に余裕を持たせるほうがよいこともあります。
さらに大きなポイントとしては、手元に余裕資金があると、まさかの事態に対応できるということです。不運にも買ったばかりのロードバイクを事故などで壊してしまった場合でも、貯金に余裕があれば、それで修理することができます。
車体購入はロードバイクライフのスタートなので、購入後に楽しむためにも、資金に余裕がない人にとってロードバイク購入ローンを活用するメリットは十分あると思います。
ロードバイク購入ローンのデメリット
当然ながら、他のローンにも付いて回るようなデメリットがロードバイク購入ローンにもあります。
目的ローンと言われるローンなので、その審査は住宅ローンや自動車ローンなどと比較すると簡単なロードバイク購入ローンですが、クレジットカードやその他ローンの利用履歴などによっては審査に通らない場合があります。
また、ロードバイク購入ローン単体の借入では金額的にも大きくはないので、あまり気にする必要はありませんが、他のローンなどもある場合に、合計借入額が多くなってしまうことで、住宅ローンを組む際の審査に影響することもあります。
そのため、他のローン計画などがある場合は注意が必要です。
他のデメリットとしては、まだまだ選択肢が少ないということも挙げられます。
ロードバイク購入ローンはどこの銀行、どこのショップでも利用できるというわけではありません。
ただ、最近は大手自転車ショップや自転車メーカー直営店が全国各地に進出するなど市場規模が拡大中の自転車業界なので、ロードバイク購入ローンも今後は種類が増えてくる可能性はじゅうぶんあると思います。
クレジットカードの分割払いとの違い
分割払いならクレジットカードでいいじゃないかと言う人もいるでしょう。
もちろん、2回以下の支払いや、ボーナス一括支払いなどを利用する場合は手数料はかからない場合が多いので、クレジットカードで問題ないでしょう。しかし、リボ払いなど複数回に分割して支払いをする場合、実質年率10~15%の手数料がかかります。この手数料は、場合によってはアコムやプロミスなどの消費者金融の年利よりも高くつくこともありますので、利用する際には注意が必要です。
しかし、ロードバイク購入ローンは目的ローンということで、年利は10%以下に抑えられているものがほとんどです。さらに、自転車ショップが用意しているローンの中には年利1%という破格のローンもあります。
クレジットカードの分割払いを利用するなら、ロードバイクローンを利用した方が安く買えるということがいえます。
ところが最近のクレジットカード会社も少しでも使ってもらうために、様々なキャンペーンを展開しています。
リボ払いや分割払いにするとポイント還元率が高まったり、大量のマイルがもらえたりするキャンペーンもあり、一概に「クレカ払いはNG」とも言えない場合があります。
また裏技的な使い方として、購入時にはリボ払いを選択しておいて後でカード会社に連絡をして一括支払いに変更することで、手数料を取られずに高いポイント還元を受けるという方法もありますので、以下のポイント還元率の高いカード一覧を参考にしてみてください。
ロードバイク購入ローンはこんな人におすすめ
ロードバイク購入ローンは、趣味だとしても、長くロードバイクを続けていこうという人におすすめです。
よくある話ですが、買ったはいいけど、三日坊主で今は置物に。残ったのはローンだけ。これでは何のためにローンを組んだかわかりませんよね。
ちゃんと趣味としてロードバイクを続けるからこそ、ウェアや新たなパーツを買うために、ローンを組んで現金を手元に残しておくというのが、ロードバイク購入ローンの理想的な使い方だと私は思っています。
また、本気でロードバイクに取り組むなら、最初に買うバイクもある程度高いスペックにした方がよいというのが私の考えです。
はじめに入門者向けの低スペックなロードバイクを買っても、満足できずにすぐに上級者向けのモデルを購入ということはよくあります。
それなら、はじめからある程度満足できる高いスペックのロードバイクを買ったほうが効率的ですよね。それでもし、購入資金が足りないときは、ロードバイク購入ローンを利用するという選択肢について検討すれば良いと思います。
まとめ
ローンというと、何やら敷居が高く思われるかもしれませんが、ロードバイク購入ローンは、自転車ショップに相談してみると、意外と気軽に使えるものです。
ロードバイクに限った話ではありませんが、趣味をはじめると何かと出費が増えるもの。
ロードバイク購入ローンを利用して、手持ちの現金に余裕を持たせることができます。
その分、必要なアクセサリーやウエア、パーツの購入や、万が一の修理費用にあてるというのは、ロードバイク購入時の1つの選択肢といえるでしょう。
参考URL
▼スルガ銀行ロードバイクローン
http://www.surugabank.co.jp/reserved/landing/road_bike/
▼Y’s Roadロードバイクローン(自転車ショップのオリジナルローン)
http://www.ysroad.co.jp/support/special/index.html
▼つくばロードバイクローン
http://www.tsukubabank.co.jp/cms/article/55ece2898f34523fe59fc72723d4b5c2136b8618/
▼とちしんライドローン
http://www.shinkin.co.jp/tochigi/news/news_26.html
▼福岡銀行ロードバイクローン
https://www.fukuokabank.co.jp/announcement/newsrelease/PAGE_023072.html
▼愛媛銀行
https://www.himegin.co.jp/stockholder/news/2015/20150707_1.html
- 投稿タグ
- ロードバイクローン